第45回 陸軍墓地講座を以下の通り実施します。
テーマ:白金海軍墓地の現状調査
2024年度総会が6 月23日に開催されるのを記念して、同日総会終了後第45回陸軍墓地講座を開催します。講師に海上自衛隊OB・海軍墓地研究家の小笠原正典さんを迎え、2017 年以来の自らの綿密な調査と研究をもとに話していただきます。
《実施要領》
実施日:2024年6 月23 日(日)午後3:30 ~5:00
場 所:旧真田山陸軍墓地内集会所
報告者:小笠原正典さん
テーマ:白金海軍墓地の現状調査
参加費:500 円(学生・院生は100 円)
第44回 陸軍墓地講座(15 年戦争研究会共催)を以下の通り実施します。
【終了しました・ご参加ありがとうございました】
横山篤夫『「英霊」の行方』『銃後の戦後』出版記念シンポジウム
本会副理事長横山篤夫さんが、今回表記2冊の著書を同時に出版されました。
このシンポジウムでは、横山さんのもう一つの活動基盤である15年戦争研究会と共催で、多年にわたる同氏の努力をねぎらうとともに、研究成果をより多くの人に知ってもらい、また、今後に残された課題を確認し、その成果を「新たな戦前」とならないための指針とし、今後の活動に生かす道を考えます。
《実施要領》
日時:2023 年12 月10 日( 日)13:30 ~ 16:25
会場:たかつガーデン カトレア(最寄駅:近鉄上本町6 丁目・大阪メトロ谷町9 丁目)
進行:横山さんの活動と研究(小田康徳)
著書の紹介とその意義
『英霊の行方』(奥田裕樹)
『銃後の戦後』(森下徹)
著者からのコメント(横山篤夫)
討論と意見交換(参加者)
参加費:500 円
著書購入希望の方には、定価1 冊4950 円(消費税込み)を当日3500 円で販売します。
第43回 陸軍墓地講座を以下の通り実施します。
【終了しました・ご参加ありがとうございました】
テーマ:陸軍墓地の今後を考える―原田敬一さんの話を聞こう
2023 年度総会が6 月18 日に開催されるのを記念して、同日総会終了後第43 回陸軍墓地講座
を開催します。講師は日本の軍事史研究また軍用墓地全般の歴史について日本の研究界をリードしてこられた原田敬一氏です。ご期待下さい。実施要領は下記の通りです。
《実施要領》
実施日:2023 年6 月18 日(日)午後3:30 ~5:00
場 所:旧真田山陸軍墓地内集会所
報告者:原田敬一さん(佛教大学名誉教授、本会監事)
テーマ:軍用墓地の今後を考える
参加費:500 円(学生・院生は100 円)
《発表の要旨》
1945 年の敗戦後も国内に遺った軍用墓地は人々の記憶から消え去っていた。靖国国家護持の運動を展開していた日本遺族会や、陸軍の将校クラスの親睦団体である偕行社も同じだった。偕行社が陸軍墓地の残存について関心を持ち、機関誌に探訪記事を載せるのは1990 年代だった。今は逆に関心が向き始め、様々な捉え方をされるようになってきた。将来に求められる像を描いてみたい。
2022年11月23日シンポジウム【兼第42回陸軍墓地講座】
【終了しました・ご参加ありがとうございました】
2022年11月23日シンポジウム開催に当って(御参加への誘い)
いつも本会の活動を支えて下さり深く感謝しています。
本会は2001 年10 月に任意団体として設立され、2004 年9 月以降は大阪府の認可をうけた特定非営利活動法人として、大阪市天王寺区玉造本町に所在する旧真田山陸軍墓地が有する、近代日本の軍事と戦争の実相を今に伝える歴史遺跡としての価値に注目し、自ら研究・調査を重ねるとともに、広く市民の方々にもその存在を知ってもらうために活動を続けて参りました。また、歴史的遺跡として適切な保存が実現できるよう、行政当局にも折を見ては訴え続けて参りました。
近年、その活動が広く社会に理解されるようになり、近畿財務局は墓石の補強工事に着手し、納骨堂の耐震補強工事の実施に向けても動き出しています。
このときに当って、本会は、その工事が正しく旧真田山陸軍墓地の史跡としての指定に結びつくことを願い、軍事と戦争に関わる遺跡が、国民の歴史認識にとって意義ある存在となるためには何が必要なのか、市民の立場から広く議論を交わしたいと考え、大阪府内各地で同じように軍事・戦争遺跡保存の活動を行なっている団体や個人の協力を得て、別紙のごとくシンポジウムを実施しようと企画致しました。
テーマ中にある、「エコミュージアム」という言葉は我が国ではまだ広く知られていませんが、これからの文化財行政においても、住民にとってもその適切な推進のための工夫が求められている一つの考え方と言っていいでしょう。
皆様におかれては、本会の意のあるところをお酌み取りいただき、このシンポジウムに御参加賜りますよう、お願い申上げる次第です。
なお、当日の実施案については、下記の通りです。
当日の実施案
1, 実施日 2022 年11 月23 日(水、祝日)
2, 会 場 大阪歴史博物館 講堂(満席270 人)
3, テーマ 軍事・戦争遺跡を未来に生かす道
―近代遺跡保存の条件とエコミュージアムの可能性―
4, シンポジウムの進行(計画)
12:00 開館・受付
13:00 開会の挨拶 横山篤夫(保存を考える会) (5 分)
13:05 基調講演 (50 分)
栗原祐司(京都国立博物館副館⾧):エコミュージアムと住民参加
13:55 (休憩)
14:10 パネラーの講演 (ひとり15 分)
塚﨑昌之(十五年戦争研究会):大阪府の軍事・戦争遺跡とその現在
大西 進(河内の戦争遺跡を語る会):大正飛行場の保存活動から
森下 徹(和泉市教育委員会):和泉市信太山忠霊塔の保存について
吉岡 武(保存を考える会):旧真田山陸軍墓地の保存運動から
岡田祥子(保存を考える会):エコミュージアムとして生かす実践を行なって
船越幹央(大阪歴史博物館):大阪における博物館と軍事・戦争遺跡
15:40 ディスカッション 司会 小田康徳(保存を考える会) (45 分)
基調講演者によるコメント
続いてパネラー中心にテーマに即した討論
最後にフロアからの意見
16:25 まとめの挨拶 ディスカッションの司会者 (5 分)
16:30 終了 (17 時閉室)
5, 参加費
500 円。ただし、学生・院生は100 円。高校生以下は無料
6, 主催 NPO 法人旧真田山陸軍墓地とその保存を考える会
共催 大阪市歴史博物館 全日本博物館学会(予定)
7, 予約の有無
予約は必要なし。ただし、先着180 人まで。
8, 展示について
参加者に見てもらうパネル・パンフレット等。会場入り口付近に展示します(観覧時
間:シンポジウムの開始前。休憩中)
第41回 陸軍墓地講座を以下の通り実施します。
テーマ 旧真田山陸軍墓地のエコミュージアム化
【終了しました・参加ありがとうございました】
2022年6月26日(日) 大雨中止
15時30分スタート 17時30分終了予定
場所
旧真田山陸軍墓地 まずは集会所へ
参加費
500円(学生・院生は100円)
当日プログラム
◎あいさつ 小田康徳(本会理事長)
◎エコミュージアムって? 山﨑達哉(大阪大学大学院人文学研究科)
◎すでに1回イベントを実施して 岡田祥子(本会理事)
◎「墓碑の視聴」を体験する この日の参加者全員
◎対談「旧真田山陸軍墓地のエコミュージアム化における演出」とは
筒井潤(演出家・劇作家)×山﨑達哉
◎おわりの挨拶 小田康徳
陸軍墓地を知る。演劇的試みです。
墓地のことを知っているという方にお勧め!
3時すぎから、ひとりひとりのスマホ操作の準備作業とテストをやります。
スマホをご持参下さい。それからイヤホンも(百均で売っています)
諸注意
コロナ感染予防上、集会所の入場が15人までに制限されていますので、
先着15人までとします。ただし、屋外での「墓碑の視聴体験」はその限りではありません。
両手の洗浄、窓の開放、参加者の体温確認をいたします。
発熱の方は参加をご遠慮下さい。
主催
NPO法人旧真田山陸軍墓地とその保存を考える会